第86回全国安全週間を迎えるに当たり、当社におきましても、毎年開催しております
安全大会を平成25年6月30日(日)に開催致しました。
当日は、本社大会議室に当社全社員並びに協力会社の方々が参加して行われました。
山田常務の開会挨拶の後、全国の労働災害で亡くなられた方々へ全員で哀悼の意を表し、黙祷をささげました。
次に山田社長からの挨拶がありました。社長から弊社の昨年度の安全成績(物損事故も含め)は内容的に非常に問題がある。安全の基本、規準が十分に守られておらず安全品質が低下している状態にあり危機感を感じる等、全社員(特に管理者)に対し猛省を促す厳しい挨拶でした。
本年度の当社安全衛生管理計画内容についてお話があり、特に「絶対に守る。実行する。」項目として次の4項目を指示されました。
◎安全の基本・規準・規律・規定・規則の100%厳守。
◎2重3重の安全確認とチェックの実施。
◎2重3重の安全対策(特に現場)を講じる。
◎交通災害の絶滅(交通ルールの遵守と防衛運転)。
続いて、当社の安全衛生委員会委員長赤木達雄氏から「安全週間によせて」の言葉がありました。
平成25年度 安全衛生目標と指針
『基本方針』
「安全最優先の企業風土を確立し、実践的行動を通じて事故災害ゼロを目指す」
『重点目標』
■「全社員が基本(安全規準・規律・ルール・躾・5S)を遵守し、
健全な心身を心がけ、無事故無災害に飽くなき挑戦をして、重大
災害ゼロ、車両事故の絶滅、特に人的要因『人間のミス』より
起きるヒューマンエラーによる事故の対策と絶滅を目指す。」
■「コンプライアンス遵守による安全管理の徹底推進」
■『起きてからでは遅い』過重労働と負荷労働による疾患の発症対策と
改善(労使の責任)
『重点目標6項目』
1.重大災害ゼロ
2.車両事故の絶滅(最重点強化課題)
3.重機災害の絶滅(重点課題)
4.墜落・転落災害の絶滅(重点課題)
5.転倒・はさまれ災害の絶滅
6.健康管理・衛生管理の徹底強化と推進(メンタルヘルス対策と過重労働対策)
・表 彰
「安全標語表彰」
(最優秀賞) 総務本部システム課 浅川 昭彦
(優秀賞) 工事事業部倉敷支店 細木 美弥子
「永年勤続表彰」
クレーン運輸事業部倉敷支店 田邊 章弘
・事例発表
(1)「安全は、企業経営の生命線!!」 広島支店工事課 井島 学 |
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(2)「当事業所の安全管理について」 尾道営業所 森貞 和広 |
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(3)「安全作業に向けての前段取り」 下関営業所 金森 弘剛 増山 和明 |
・安全宣言
社員及び協力会社を代表して、工事事業部橋梁事業所の塚本荒喜課長から、
山田社長に対し「安全宣言」を行い社員・協力会社全員の強固な意思表示
が述べられました。
・講演
本郷労働安全コンサルタント事務所所長 本郷信夫様より、「安全に
強い会社は「リスクアセスメント」の実績あり!」という表題で講演
をして頂きました。
「~あなたは「リスクアセスメント」の本質を見抜けますか~」という
副題がついており、次の7項目についてご説明がありました。
1.「安全第一」「人名尊重」と常に言いながら実行は万全か!」
2.「事業者責任」を理解し守備範囲は万全か!」
3.「安全管理体制の権限と責任」は明確で万全か!」
4.「安全方針、目標、計画」は形骸化することなく万全か!」
5.「法令遵守」の浸透度合いは万全か!」
6.「ヒヤリハット・ヒューマンエラー」の分析能力は万全か!」
7.「リスクアセスメント」の本質を見抜き実践は万全か!」
貴重なお話を数多くして頂き、とても参考になりました。
最後に福永専務より閉会の挨拶で本年度のヤマダ安全大会は終了致しました。
『ご安全に!!』